電話が調子悪い。 in 神戸市中央区
会社の電話が調子が悪いんですが。と神戸市中央区の三宮にあるお客さまから電話がありました。
症状をお聞きすると何回か着信音が鳴ったら切れる。すぐ電話を取っても話ができない。とのこと。
日立のビジネスホンを納品させていただいたのは3,4年前でしょうか。そのときに中古のビジネスホンをいれたのですが、そんなに古い主装置ではありません。
まだ製造されて5.6年です。
そんな簡単には故障しません。
でもなにかの拍子でおかしくなることは、機械なんであるかもしれません。
とりあえずお客様に電話の主装置の電源を一回切っていただき、それからもう一度電源をいれてもらいました。
パソコンなんかもそうなんですが、わけのわからん症状のときは再起動です。
やっていただいたんですが直りません。
そのとき違うお客様のところで作業をしていたので、すぐ向かうことはできなかったのですが、2.3時間後にお伺いしました。
一旦、うちの事務所に立ち寄り、在庫で置いてあった中古のビジネスフォンの主装置と外線のユニットを持って三宮に向かいました。
お客様の会社に到着すると、ちょうどセコムの人も来ていました。
話を聞くと朝から何回も回線が切れたり繋がったりしているから、見にきたと。
あぁ、これが犯人か~?っと思いましたがまだ口には出せません。
それで事務所に上がらせてもらうとNTTの修理の人も来ていました。
会社の人が、一応回線が悪いかもしれないので来てもらったそうです。
NTTの人、曰く、来た時には回線の調子が悪かったけど、今は直ってる。
どこが原因かまだわからないそう。 そりゃ症状が出てなきゃ直せないでしょう。
NTTさんとセコムさんとうちとで話をいろいろしていました。
まず配線のルートというか、順番ですが
まずNTTの局線がNTTの局から電柱に来ます。それからこの建物に入ってきて、
盤の中にある保安器に入ります。そこから室内用の電話線に替わって
まずセコムの制御盤にいきます。その機械に一旦はいって、出てきて、それから日立の主装置に局線が入ります。
セキュリティのセコムはなにか異常があって通報するときに電話回線を使って発報します。
専用線をひくとコストがかかるので普通に使う電話回線を使っています。
今回はここの会社がISDNの回線なのでそれに対応した機器がついているはずです。
そのときにNTTの修理の人が、局からの線を違う線に変えるようにしますっと言って作業を始めました。
でも会社の電話がずっと不通なのも困るので、とりあえず古い線のを生かせてもらうようにお願いしました。
接続したのですが、不通のままで繋がりません・・・
おかしいなぁ、さっきは繋がったのに。
やっと症状が出たみたいです。
その前にもしかしたらセコムの人が機械の所で接続を外してるかもしれないと思い、セコムの人に確認しました。
そしたらちゃんと接続しています、と。
順番を追ってどこまで線が生きているか確認していきました。
NTTの保安器は大丈夫なんですが、セコムの機械に行って、帰ってくる線に信号が来ていません。
セコムの人にそう説明して、セコムの機械の所で、機械に入らずに直結しました。
そうしたら全部繋がってビジネスホンに入り、ちゃんと着信もするし、会話もできます。
やっぱり犯人はセコムの機器でした。その機械に回線を入れると調子が悪くなるみたいです。
もう7,8年使っているみたいです。
さすがはセコムさん、すぐ新しい機械を持ってきて取り替えてました。
僕は重たい電話の主装置をまた抱えて帰りました。